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かわいそうな須々木さんの話



その拳は硬く、躊躇いがなく、容赦もなかった。


唇が切れて、鼻血が両方の鼻の穴を塞いで、
まるでデメキンのように、顔が腫れ上がる。
両方の瞼も、腫れた頬に埋まるようにして鼻が隠れてしまったのも、
苦痛と恐怖に嘔吐したことも、
その全てを嵐のごとく怒号が責めた。
怒号自体も拳だった。
蹲ると髪の毛を引き抜く勢いで掴まれ、腹を何度も殴られた。
膣から激しく出血したこともあった。
もしかしたら流れたこともあったのかもしれない。
避妊は許されなかった。
暴力を振るわれるときは決まって全裸にされていて、
布団叩きや、ステンレスの靴べらで血が出るまで背中や尻を打たれ、
蹴られ、殴られた。

「ぶあ、ああああ……、やべ、で、ぼう、やべ、でえええ……」

血と涎と、体液という体液を撒き散らしながら懇願しても、
絶対に許してもらえない。
懇願すると、激しく罵倒されるのは分かっている。
終わるのは、彼が疲れるか、私を犯し終わる時だった。

その時は、不思議なことに、私が全て悪いのだと思い込んでいた。
私が悪いから、彼はお仕置きをしてくれているのだ、と。
どこに行っても役に立たない、誰にも愛されない、
なんの取り柄もないブスでバカでグズの私。
みじめで、哀れで、女のくせにひとつも女としての資格がない。

これは躾だ、と彼は言った。

悲鳴をあげると、根性がない、と顔面を拳で執拗に殴られた。

暴力だと気がついて、離婚するまでは早かった。
まだ体のいたるところに痕がある。
火傷の痕は、多分手術をしないと消えない。
でもそんなものはもうどうでもよかった。

手首にもともとある傷跡……

そこに並べるようにして、切ったのは、離婚してから。
思ったより深く、
思ったより痛くなく、
思ったより代償は大きかった。


***

「同じこと、何度も繰り返す子は嫌いだよ」
 
 須々木の細い手首を指差して、沢原は冷たく言い放つ。
 リストカット、アームカットは波を繰り返してひどくなったり治ったりと落ち着かず、
 開きかけの瞳のような傷を見つけるたび、懇々と諭すか、痛い目に遭わせるか……
 今日も、壁に向かって正座させられている須々木の踵の上には、
 ふっくらした尻が真っ赤になって乗っかっている。
 平手やヘアブラシで彼女が痛いと言うまで、近頃は言っても叩いた。
 一度叩いてからは引っ込みがつかず、自分を含めてどこかおかしいのではないかと思うが、
 それでも、実際に叩くと、須々木の自傷はしばらく治る。
 ただ、再発時が酷くなっている気がするのだ。

 きらい……、と、蚊の鳴くような声が聞こえる。

 正座が緩み、足が崩れ、彼女の小さな背中はさらに小さくなった。
 嫌いというのは言葉の綾で、別に本当に須々木を見放したり見捨てたりする訳ではない。
 声に出すことなく静かに静かに泣き始めた女に、沢原だって胸が痛くなる。
 嫌いと言ってもだね、君が心配しているようなことではなくて……と、 
 きちんと抱きすくめて説明してやりたいが、
 同様の失敗を何度も繰り返す人間が嫌いであることも事実である。
 どうしたものか。
 沢原は、須々木の肩にそれでも手を伸ばしかけて、やめた。

「できないなら諦めるよ、この先もそうしていなさい」
「……」
「知らないよ」
「……る?」
「ん……?」

 秘密を囁くような密やかさで、かすかに彼女が何かを言う。
 何度も聞いた『ごめんなさい』ではないようだ。
 思案して、結局隣に座り、腰を抱き寄せると乱れた髪の毛の頭が力なく揺れる。
 声を出さないので分からなかったが、涙と鼻水で顔は濡れ、鼻の頭は赤く
 細い眉が八の字になり……
 眺めていて分かったが、本当は、これは、声を出して泣きたいのをこらえている。
 
 汗と涙で張り付いた髪の毛を指で少し払ってやると、涙が粒になってぽろぽろ2つ落ちた。
 細い喉から、んぐぅ、と飲み込んだ悲鳴の切れ端の音がする。
 きらきら輝く瞳が絶望していた。

(かわいそうだ、これは)

「分かった、ちょっと……、ちょっとおいで、抱っこしよう、おいで」

 あぐらの上に呼び、緩く抱いた。
 須々木はまた小さな声で何事かを言ったのだが、沢原は言葉では返さず、
 熱を持って赤く腫れた尻を優しく撫でる。

「き、らい、なの」

 非常な精神力で泣き声を押し殺して、努めて平静に尋ねる須々木が震えた。

「依ちゃんが心配しているような『嫌い』じゃないよ、ごめんね、怖がらせた。
 言い方が冷たかったね」
「せんせ」
「うん」
「顔、殴る?」
「殴らないよ」

 殴らないと答えたのに須々木はまた静かに泣き始めたので、
 ちゃんと声出して泣いて大丈夫だよ、教える。
 髪を撫で、真っ白な額を出して汗を拭いてやっても、まだ泣いた。
 命を溶かすような泣き方だ。
 ジュースを飲ませてやろうと立ち上がろうとした時に、激しく抵抗する。
 縋り付いて、そこでようやく少し声を出していたが、すぐに両手で口を覆い
 白い顔からさらに血の気が引いて、いまのはちがうの、と言った。

「違っても違わなくても、どこも殴らないよ」
「……」
「おしりは叩くけど、君、叩かれっぱなしじゃないか。
 かわいそうだから、もう、ほどほどにしなさい」

 手を繋いでキッチンへ行き、ジュースを飲ませると少し落ち着いたのか
 沢原の胸元にぐりぐりと顔をやり、さっさとベッドに潜り込んでしまう。

 過去に何かがあったことは流石に分かる。
 ただ、追求はしない。
 恐ろしいのは地雷を踏むことだ。

 彼女が悪さをしたカッターの刃をしまい、ゴミ箱へ捨てる。
 せんせー、一緒にねよう
 甘ったれる時にしかしない声で呼ばれ、沢原は応じる。

(彼女の顔を手酷く殴った誰か。)

「……せんせ、泣かないで」
「うん」

 泣いていないよ、大丈夫。
 言って、抱きしめ、髪を撫でると須々木は救われた顔をして微笑む。
 そのまま静かに瞼を伏せ……それが本当に、水底の貝がひっそりと口を閉ざす静かさで、
 沢原は随分年下の可愛い女にまとわりつく救いようの無い孤独にどうにも泣けた。
 
(この子を助けることはできない)
 
 助けることはできないが、せめて、前を向かせなくては。
 
 須々木の頬を撫で、沢原も眠る。
 彼の意識の最後の最後まで残っていたのは、
 誰かと自分を重ねて絶望する須々木の眼差しだった。

 
 ああ、明日も生きていかなくてはならない。
 この子も、そして自分も、光の下に出て行かなくてはならない。

 
(私は別に、助けてほしい訳ではないんです、先生。)

 夢か、それとも明け方の現か。
 須々木がさらさらと髪の毛を耳にかけているのが見えた。
 手首の傷は、わからなかった。
 
(どちらでもいいよ、もう少し眠ろう。おいで。)

 呼ぶと、綺麗な二重を細めて笑っている。
 

 どちらでも良いよ。
 きっとお互いがそうなのだと、本当にそう思った。










 







 
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女装子さんの話


【女装子さん】
※1 ノンフィクションっぽいフィクションです
※2 女→女装男 女装男→女 スパ描写 男女セックス描写
※3 あとなんかながい そんで長いわりには大したことない


もう5,6年くらい前だったか
私は今より20キロは痩せていて、真っ赤なスヌードに黒のリブセーターを合わせ、
デニムのショートパンツをはくのだってこれっぽっちも怖くなかった
黒のシアータイツ、8センチのピンヒール、鹿毛色に染めたボブのショート
大きな胸、きちんとくびれた腰から続く丸いお尻
嫌味にならない程度の細いつけまつげ、学生のくせに頑張って買ったメーカーの口紅

どこに出しても疑いようのない「女の子」で、
私自身、「女の子」である自分のことがちゃんと好きだった

18時
鶯谷の北駅口には、さあこれから商売よ、といった感じのお姉さんたちや
ビルの陰とひっそりと同化して、まなざしだけを鋭く光らせるお兄さんたち
何食わぬ顔をして誰かを待つサラリーマンや、東南アジアの留学生たちがそれぞれに行ったり
立ち止まったりして、奇妙な賑わいを見せている

私にも、出会い系の待ち合わせをしている女に違いない、といった視線が次々に投げかけられ、
そして実際に相違ないだけあって、全く不愉快ではなかった
みんな無関心でいい、と思う

「あの、浅海さんですか?」

掲示板に登録した名前を呼ばれて顔を上げると、そこには「アンナ」がいた

「はい。浅海です。あなたはアンナさんですね」
「あ、よかった……。あたし、アンナです。お待たせしてすみません」
「いいえ」

投げかけられる視線の質が変わったのを感じる
もっとも、ここにはたくさんの、いろんな種類の人間がいるから大して珍しくないのだろうが、
アンナに投げつけられる視線の中には強烈な冷たさを持つものもあった
それもそうだ
だってアンナは傍目にみれば、どう贔屓目に見たって、ただの女装した男なんだから

「お茶とか、飲んでからにします?」

アンナはやや緊張している様子で、それでも明るい調子で尋ねた
私はアンナに倣ってチェーンの喫茶店に視線を投げたが、この女装男を連れて人間に囲まれるのは
遠慮したかった
あ、どうしよう、とはぐらかすと、察してくれたアンナは、やっぱりすぐ入っちゃいましょうか、
と笑った
笑った顔や、あごのラインから続く喉仏の逞しさなんかがもう完全に男で、私はなんと返していいか
わからないまま、とりあえずうなずいたのを今でも覚えている


***


無数に乱立するホテルの中から選んだのは、比較的小さな、それでも清潔そうな一軒にした
私は過去に何度も鶯谷でこういう出会い方をしているから何件か目星をつけていて、
その中でも特に目立たないところを選んだ
フロントは無人で、財布を取りだそうとした私を制してアンナがあっさりと支払いを済ませて
ルームカードを受け取る
きちんとお支払いしますから、と言っても、
「女の子にホテル代を出させるわけにはいかないから」と男性の言い方をされた
このあたりは正直だいぶ大人になった今でもわからない
アンナ以降、片手で足りるほどではあるが、何度かほかの女装子さんにも会ったが、大抵みんな、
ホテルに入ったら「女の子」になってしまって、お金は部屋に入ってから封筒でこっそり渡された


部屋は狭く、身長が160もない私にとってはちょうどよかったが、上背で肩幅もあるアンナには
やや窮屈そうに見える
もう少しちゃんと部屋を選べばよかったなあ、とぼんやり考えながら、アンナと一緒にベッドの縁に
腰かけて少し話をした
なんてことはない
本当にどうでもいい、ちょっとしたお話をした
浅海さんは大学生なの?とか、理系?とか、アンナさんは好きな服ある?とか、お化粧楽しい?とか

「浅海さん、ちょっと引いてる?」

アンナは聞いて

「いいえ」

私は答えた


***



170後半、発達した肩や腕の筋肉を持つ三十路も半ばの男に、膝丈のスカートはある意味それだけで
残酷ではあった
裏地が赤いレースの、黒いフレアスカートは確かにかわいい
タートルネックの白いセーターだってかわいい
合わせたグレーのタイツも、きっとそれなりの値段はするだろう
ウィッグだってちゃんとしている
多分、地毛は短く刈り込まれているからだろうが、違和感がない
たださすがに化粧はためらいがあったのかな、といった遠慮がちな仕上がりで、それがより一層、
「男が女の服を着ている」感を際立たせていた

「アンナさんはどうして私にお仕置きされたいの?」

ベッドの縁に腰かけたまま、今度は私が尋ねる
アンナはこのあたりでようやく「女の子」の顔をした

「あたし……悪い子だから」
「どんな風に?」
「……い、いやらしいことばっかり考えるの。女の子の格好して、おしりぺんぺんされたいって……
 そんなことばっかり」
「ふーん……、で、どうされたいの?」
「お仕置きのためのお道具を持ってきたから、懲らしめてほしいの」

女物の鞄を示されて、私はちらりと中をのぞき込む
いろんなものがあった
縄跳び、竹定規、重たいボディブラシ、ディルド、アナルビーズ、未開封のコンドーム諸々
私はちょっとだけ恥ずかしくなったけれど、ここで怯んでしまったらアンナの方がいたたまれない、
と、考えてぐっと飲み込んだ
じゃあ、軽くお尻あっためようか、と顔も見ずに言うと、アンナが震える息を吐くのが聞こえた


「あっ! ああっ!!」
ピシッ!と軽やかな鋭さで、ビニルの縄跳びをアンナのお尻に振るう
スカート越しとは言え、縄跳びって痛いんだよね、と共感しながら、それでもふるった
自分自身はどちらかと言えばスパンキーで、求めるスパンカーはずっと年上の、
社会的にも身体的にも強い男性なのだが、今回はどういうわけか、スパンカー側の気分だったのだ
つまるところ、スイッチの私にとって初めてのスパンカー側の体験だった

ひゅん!ピシッ! 「あ…」
ひゅんッ!!ピシッ!!!「ひん」

スパンキングパートナー募集掲示板に、女からお仕置きされたい女の子がいたらご連絡ください、
と書き込んだのは2週間ほど前
ああいうところに若い女が書き込むと、ろくに文章を読まない、
頭のおかしい男が虫のようにわらわらと集ってくる
女の子の募集と言っているのに、男ですがお仕置きしてあげますよ、とか、
50歳ですが叩いてあげますとか、本当に気色が悪いのが寄ってくるのだ
ああいうのは、募集のメールを打っている時点で勃起して射精しているだけだ
ああ、気持ち悪い

「いった! いったぁい……!!いたいです!!」
「スカートの上からなんだからそんなに痛いわけないじゃん、あと100ね」
「あっあっ、いやあ」

余計なことを考えながら縄跳びを振るっていたためか、かなり力が入っていたらしい
アンナは大きくて硬そうなお尻を左右に振って痛みを分散させようとしている

(でも、逃げ出さないからすごいんだよね)

ベッドの上で四つん這いになってもらい、お尻を突き出させる格好だから、
逃げようと思えばどうやったって逃げられる
膝の上で叩こうと思ったのだが、思ったよりも身長・体格差があって断念した
厳しくしてほしいから大丈夫、と笑うアンナを気の毒に思った
多分だが、アンナを膝の上で叩ける女はそこそこ限られてくるのではないだろうか
スパンカーの女はただでさえ少ないし、そうでなくても女装した男のお尻を叩く人間は少数派だと思う
受け入れてくれるのは女王様たちかもしれないが、スパンキーが求めているのはSMとはまた少し違う
そのあたりの気持ちは、痛いほど分かる

縄跳びを振るうのにも疲れ、アンナの膝の間に私も膝をつき、両手でお尻を開くように撫でると、
勃起しているのがわかった

「お尻、あったまった? スカートめくるね」
「はい……、アンナのお尻をもっとお仕置きしてください……」

どんな気持ちでどうやって買ったのかわからないスカートを捲ると、黒いショーツに覆われた、
やっぱり筋肉質で硬いお尻が蚯蚓腫れになっている
ここまでは予想通りだったのだが、私はぎょっとして、その部分を指先で触れた

「これ、自分でやったの?」

アンナのお尻には蚯蚓腫れの他、激しい痣や、皮が裂けてくすんでいる部分が無数にある
虐待や暴力に近い強さで叩かなければ、特に男の皮膚ではこうはならないのではないか

「セルフで……いつも、ブラシとかで」

アンナは遠慮がちに答えた

「……じゃあ、全然もっと強く叩いても平気だね」
「えっ、そんな」
「お尻直接叩くね 自分でパンツ脱いで、お尻こっちむけて」

素っ気ない言い方をしてしまったが、指示を出された方はややためらった後すぐに下着を脱いで、
元の体勢をとる
あざや傷跡だらけのお尻の真ん中に、お尻の穴がきゅっと窄まってあって、そこから睾丸までの間に、
本当に何もない、間近で初めて見た
自分にはここにぱっくり穴があるけど、そうか、男にはないのか、と思った

「素直でいい子だね」

褒めながら腰のあたりを撫でると、アンナはちょっとびっくりした顔をした後で、うふふっと笑う
何か言うのかと思ったが、そのあとには何も続かなかった
ちょうどボディブラシが手元に転がっていたので、次はそれでアンナのお尻をたたくことにした

「このブラシ、すごく痛そう」

持った感じしっかりした木製でやや重く、手首がつかれそうな感じがしたが、
これで叩いたらどんなに痛いのか、想像するのはぞくぞくする
平たい面でお尻を擦ると、大きく膨らんだ性器が独立した生き物のように動くのが見えた

「……ずっと、おちんちんおっきくなってるね。だめだよ」
「ああ……ごめんなさ……おしりがひくひくして……」
「あっ、じゃあ、栓しちゃおう。」

鞄の中にちょうど栓になるようなものがあったことを思い出して、コンドームの箱と、
アナルビーズというか、スティック状になった道具を取り出した

「こっちは私付けるから、それは自分でつけて」

ゴムのひとつをアンナに、もうひとつは私が自分で取り出してスティックにかぶせた
こうした方がいいというのはネットだけで知っていて、
自分では使ったことがなかったのでおっかなびっくりでもあった
ついでに言えば、アンナに自分でつけてもらったのは、どんな要領でつけたら一番丁度いいのか、
裏と表を間違えてしまったらどうしよう、とか、とにかくわからなかったからでもある
普段男の人がつける様子というのは、ちらりとしか見たことがなかった

「おしりにほんとに入るのかな、こんなの……」

本来出す場所に、これが本当に入るのか疑問に思って眺めていると、アンナが小さな声で、
ローションを使って、
と零したのが聞こえた
そっか、おしりは濡れないもんね、というと、アンナが少し笑ったのがわかる

「奥まで一気に入れるね そしたら、おしりぺんぺん続きしよ」
「ゆっくり……、ゆっくりして あああーーーー」

ひくひくしているおしりの穴にスティックの先をこすりつけて躊躇なく押し込むと、
面白いほど簡単にビーズが入った
アンナはしばらく赤く腫れたおしりをくねくねさせて、ああーああーと声を出していたけれど、
射精はしていない様子だった
私は今度こそボディブラシをもち、ばちーーん!!と何の宣告もなしに、アンナのおしりに叩き付ける

「っひいーー!! おっ、おおーーッ!!! おう、う……」
「痛い? 痛いよね」
「いたあ… …痛い!!」
「やめる? 代わりにおしりのおもちゃずぼずぼして遊んであげようか」
「い。いや…… やめないでくださいいい……」

ばちん!ばちん!
ボディブラシからは激しい音が鳴って、私は自分がたたかれているような気持になってきて
息が荒くなる
実際にこんなふうに乱暴に叩かれたことはなく……というよりも、私は痛みに弱く、
せいぜい膝の上でのヘアブラシが
限界なのだった
だからアンナのことは素直にすごいと思う
女の腕力でも見る見るうちに腫れあがっていくアンナの真っ赤なおしりからは、
スティックが冗談のように生えていて、
私は乱打の途中で気まぐれに引っ張ったり押し込んだりを繰り返して遊んだ
目の前に新しいおもちゃを差し出された子供の気分だった

「あぎ、ぎゃ、ううっ!!! もっと!!!もっとしてくださいっ!!
 叩いてくださいいいい!!!!」

言われた通り、赤紫になったおしりの同じところを延々と叩き続けているうちに
アンナの太ももの裏側の筋肉が突っ張り、しっかりした腰ががくっとなった
射精したのだとわかり、私は道具をぽいっと捨てて、ベッドに突っ伏したアンナの横に寝そべる
近くで見るアンナの顔は、どんなに女の子になりたくても、やっぱり男だった
私はそれがなんだかひどく滑稽に、同時に非常に気の毒になり、荒い息をしている肩を撫でてみる
向こうを向いていた顔がこっちを見て、瞳だけで微笑まれた

「……どうして女の人になりたいの?」

聞いてはいけなかったのかもしれないが、多分聞いても許されると思って聞く
アンナは何も答えない代わりに、そっと私の胸のふくらみに触った
それが不愉快ではない優しさだったので、そのまま触ってもらっているうちに、
組み敷かれてしまったことに気付く
キスをさせてくれる?と問われて、いいよ、と答えると、ちゅっと音を立てて下唇を吸われ、
続けて舌が突っ込まれる
恋人にするには乱暴すぎ、ただの女にするには丁寧過ぎた
そのうちごつい掌がセーターの下に入り込み、ぐいっとひっぱりあげられて、
今日のためにとりあえず新調した赤いブラジャーが露出する
ひんやりした空気に身震いした
乳房の先はぽちんとたっていて、アンナはそれを人差し指と中指の付け根でつかんで少しひっぱる
ああ、寒い、痛い

痛いよう、と言うと、もっと痛くするよ、と言われ、
まさかと考えているうちにショートパンツを引き下げられる
タイツのゴムをぱちんとされて、おろおろと見上げると、
見上げた先でアンナはとても優しく笑っていた

「優しい女の子。一生懸命スパンカーやってくれたんだね」
「あ、あの……」
「ありがとうね、今度は、浅海さんの番にしようね」

どうしよう、どうしよう、と思っていると、簡単にうつぶせに転がされて、
熱くて硬い掌が私のおしりをマッサージするように撫でる
その撫で方は、これから叩くよ、といった宣告でもあり、散々乱暴に叩いた手前抵抗もできない
急に怖くなって、慌てて枕を抱きしめた
自分がおしりをたたかれるときは、枕に抱き着いていると怖さが半減される

ぱちーん、と非常に簡単に叩かれたが、じわっと広がる痛みだった

「かわいいおしりしてる おやつみたいな女の子だね」
「た、たたくの? だって、私……きゃー!」

ぱちいん!ぱちいん!

「ボディブラシ、とっても痛いんだよ 同じように叩いて、おしり壊しちゃおうね」

アンナが体を起こして胡坐をかき、私が逃げ出せないように腰をぐっと押さえつけてくる
その力の強さは完全に男だったので、その腕力でもってブラシを叩きこまれるのかと思うと
血の気が引いた
枕も没収されてしまい、私はただただおろおろと縮こまってアンナの反応を待つ

おいで、こんな道具でたたかれたことないんでしょう

そんな風に言われてしまうともう逃げ場がなく、アンナは没収した枕を自分の胡坐の上において、
人間で例えるならちょうどお尻の部分を平手でばしっ!ばしっ!と叩いた
脅しには十分すぎる
おとなしくその上に乗ると、位置的におしりがふっくらと緩やかに突き出され、
いつもされていることとはいえ怖かった

「まずはおしりあっためようね 縄跳びの方がいい?」
「やだぁ」
「じゃ、平手で200回」
「やだぁ……」

ぱしーん!ぱしーん!ぱしいん!ぱしいん!
「ううーーーっ!!」

右、左、右、左
ほんの小手調べといった様子で平手が降るが、重くて痛い

「だって、だって、叩かれったい、って、い、ひ……いったのにぃ!」

ぱん!ぱんッ!!ぱん、ぱん、ぱん……

「浅海さん、ほんとは根っからキーちゃんでしょ 無理させてごめんね」
「ひ……」
「脱がせちゃうね かわいいおしり、丸出しにしちゃおうね」
「……!!」

ひんやりした空気をおしりと局部に感じてぞっとする
アンナは何を考えているのだろう
最初からこうするつもりだったのだろうか?
もしそうなら、気の毒に思ったりした自分はバカだったのではないだろうか

ばちん!「んやぁ!」

「やっぱり、本物の女の子はぷりぷりして柔らかくって、えっちだなあ」

ばちん!っばちん!!「いやー!いやーっ!」

のんびりしたセリフとは裏腹に、何か恨みを晴らすかのような強さを感じる
おしりはどんどん熱くなり、時折休憩なのか撫でてくれたのだが、そのあとに強烈な一打がきて、
普段はないことだがすでに半べそになってしまった
200回がぴったりだったかどうかはわからないけれど、いったん叩き終わり、
果物の皮でも剥くかという要領で、タイツとショーツを丸ごと脱がされる

「ボディブラシ、何回我慢できるかな?」
「やだ……やだ、いたいよぅ」
「叩くのはこれからだよ、ほら!」

ばちーーん!!「ふ あーーーっ!!!」
ばちーーん!!「きゃーーーー!!」
ばちいいん!!「いやっ!!いやーーー!!だめーー!!!」

「何回叩かれたっけな……わからなくなっちゃったな」
「やだー!!」
「やだ?」
「やだぁ……そ、それえ、それいらいからぁ!」
「んー、かわいい」

アンナは陽気だった
私のおしりはあまり強くないので、自分でも皮膚が突っ張ってしまっているのがわかる
ごつい指がおしりの割れ目にするっと入り込み、指が何本か一気に押し込まれた
指をぐいぐいと動かされて腰が浮き、枕が抜かれ、アンナの前に転がされる

「ひ……」
「怖い?」
「た、たたかないで……」

めそめそと情けなく懇願する
おしりは火がついたように痛み、それなのに全部の神経がまとめて愛撫されたように感じていた
アンナの性器は再び隆起していて、指の次はこれだと思うと太ももの内側が強張る

「おしり突き出して」
「う、う……ごむ、ごむは……?」
「きちんとつけるよ、大丈夫」

言いながらつけている気配がする
この人は結局何がしたいのだろうか
もしもセックス目的だとしたら、いくらなんでも手がこみすぎだ
ゆっくりと、まるで思い知らせるかのような挿入が為され、
苦しいわけでもレイプされているわけでもないのに涙が出る
真っ赤に腫れ上がったおしりをした女装男が、同じように腫れたおしりをした女を突いている光景を
端から見たらどれだけ滑稽だろう

それでも一貫されていたのは、後背位の最中、アンナが射精するまで一度も叩かれないことだった

「どうして、女の人になりたいか、って、聞いたね」

射精したのに挿入をやめてくれないまま、アンナは言う

「僕は男なんだよ、でも、男じゃないんだ、女でもないけど……」

性器を引き抜かれるあの奇妙な感覚があって、私は遠くへ行っていた枕を抱く
もう早く帰りたかった
怖かったことはない
気持ちよかった
性的に満たされた
自分は心も体も社会的にも男の前でも隅から隅まできちんと全て女であることがわかった
もうそれだけだ

「眠って帰る? それとも、もう帰る?」
「か、かえ、る…… もう、もう帰るぅ……」

腕が伸びてくる
髪を少しだけ撫でた手のひらは、やはりどうしたって男の質量だった

悲しかった





***





「うわ、なんじゃそりゃ、すごいもの見てるな」
「ん?」

今の今まで、隣で豪快ないびきをかいていた夫がカサカサの声で言っているのは、
私が眺めているスマホの画面のことのようだ
それもそうだ
女装男の虐待された尻を彼女が見ていたらそう言わざるを得まい
スパンキング系のブログをふらふら彷徨っていたらたまたまたどり着いた
多分、アンナだと思われる男性が、セルフスパンキングの動画や写真を上げている
顔はないから確証はない
確証はないが……

「これ、男? 随分なカッコしてるなあ」
「そう思う?」
「うん」

あまり物事に動じない夫は、ぼんやり言いながら私の腰を抱き寄せて、
猫にそうするような丁寧さを以ってして頭と、髪と、背中、
それからわがままを聞いて叩いてくれたおしりを撫でた
優しい人だ
強く叩いてはくれたが、かわいそうだ、とすぐやめて、ひたすら抱き締められた
一回り年上のこの人は私が学生の頃を知らない

「この服、アサミちゃん着たら似合うと思うなあ」
「……それなら、あと、20キロは痩せないと」
「そんなに痩せてどうするんだよ、いいよ、大体で……」

言葉の最後は大きなあくびに被せられてぼやけて消えた
私はスマホ画面を消して、そうして、歳をとるごとに更に女臭くなった体で、夫の懐に潜り込む

「ねえ、お昼ごはん食べたらスヌード買って」
「すぬーど」
「首に巻くモフモフ、赤じゃないやつ」
「ああ、さっきの、変なやつがつけてたやつ??」
「うん」

赤じゃないやつね
念押しすると、夫は、いいよ、と明瞭に答え、
それからまたふたりは眠った
男と女にしかできない眠り方で




















ついったの方 塗りました


前の沢原先生と須々木さん
この2人はこの先も仲良く生きていくという設定なので
描いてて楽しいんです

2017123017284866e.jpg

私がやりました(HHH様リクエスト)


※この作品はフィクションです
 実際の人物、団体、各鉄道会社とは一切関係ありません





「それでは、宮内 真由香さん。」
 がっちりとした肩、腰、厳めしい顔つきの中年女が冷淡に名前を呼ぶ。
 【痴漢冤罪撲滅強化委員 橋本光代】と刺繍された腕章をちらりと見やって、真由香は形の良い唇をかみしめた。

「あなたには、無実の男性に対し、痴漢行為を受けたと虚偽の発言をし、口止め料として金銭を要求した罪があります。
 被害男性らからの申し出により、刑事告訴は行われません。」

 その代わり、と、橋本は真由香に一歩歩み寄り、タイトスカートにぴっちりと包まれたお尻をバシン!と厳しく打つ。
 
「被害件数1件につき300回の懲罰打をあなたの臀部に与えます。つまり、今回の被害件数は4件ですから、合計1200回の懲罰打を、あなたのむき出しのお尻に社会的お仕置きとして与えるのです。そのあと、しっかりと反省がみられたか私が判断し、懲罰の追加を検討します。十分な反省が見られると判断した場合は、被害男性らが所属する企業、ご家族、近隣住民の皆様に謝罪に行きます。」

 蛍光灯の白々とした光が降る控室には、真由香と中年女の他にさえないスーツ姿の男たちが4人控えている。彼らは社会的信用を一度に墜落させられた激しい怒りと、やや好色な好奇心に満ちた視線でもって真由香の肉体を凝視していた。
 それもそうだ、真由香は美しい。
 170cmのすらりとした長身、丁寧にウェーブをかけた長い髪、はっきりした目鼻立ち。
 ぴったりとタイトなスーツを着こなし、スカートから綺麗に伸びる足は滑らかに長い。
 この美しい女が今から懲罰という名目で尻をさらすのだと思うと、男たちは怒りの感情もそうだが暗い興奮も抑えられなかった。

「さあ、まずはここで600回、あなたのお尻を懲らしめますから、自分でスカートを捲り、懲罰をお願いいたしますと私に頭を下げなさい。被害者の皆様に、お尻がよく見えるように、私の膝の上に腹ばいになりなさい」

「……」

「素直に従わない場合は法に則り、拘束着を使用した上で、金属製のヘラでの懲罰を与えることになりますが」

「い、いや!!」

「結構。二度と同じことができないよう、徹底的にお尻を懲らしめます。早く準備をして、こちらへ」

 ダークグレーのパンツスーツを着た橋本が椅子に座り、男さながらに足を開く。筋肉なのか脂肪なのか、硬い肉がついていることが布越しでもわかる。これから受ける懲罰というよりも、大勢の前で下半身をさらす羞恥と屈辱に真っ赤になりながらも、気の強い真由香は震えながら橋本の前まで行き、わざと短い丈にしているスカートの裾をつかんだ。


***


 地方の大学を無難に卒業した真由香が就職した先は、地方都市の大学病院事務・受付だった。
 本当はもっと華やかな仕事に就きたかったのだが、真由香の学部では条件に合わず、そもそも、あまり真面目に学業に取り組んできたわけではない彼女に与えられた選択肢は少なかった。
 小、中、高、大学…と親元から離れるのが億劫で、とにかく地元に残り続けた。
 就職を機に遠くへ行こうかとも考えたが、彼女が天から与えられた優れた容姿も都内へ出るとかすんでしまう。
 妥協として就いたこの病院事務は、真由香にとって何一つ楽しいことなどなかった。
 意地悪なお局、変わらない話題で決まりきった盛り上がり方をする人並み以下の容姿の女たち、遠慮がちに、それでもセクハラをしてくる男たち……
 大した容姿でもないくせに、若くて伸びしろのある医者たちと仲良くなる看護師や技師、秘書たちを眺めながら、年寄りの外れたクレームに苛まれる自分がひどくみじめに感じた

 あんなブス達が楽しそうに働いているのが許せない
 こんなに美しい容姿の自分がこの扱いをされるのは不当だ
 私は大切にされるのが当たり前の美しい女なのだから
 
 ……自分本位のストレスを抱え、フラストレーションに爆発しそうになりながら乗った帰りの電車は満員だった。
 そこで、何かの拍子で電車が揺れ、真由香の尻にカバンの角らしきものがほんの少し触れ、不愉快に思って振り返るとイヤホンをしたさえないサラリーマンが疲弊した横顔で流れる景色を眺めている。
 何よ、疲れているのは自分だけみたいな顔をして、と思ったのがきっかけだった。

 次の瞬間、真由香が叫んだのは

 「痴漢!!」

 という、男性一人を殺してしまうには十分すぎる一言だった。



 射貫くような視線に晒されたサラリーマンがあからさまに動揺し、汗をかき、必死で否定する様子が滑稽だ。
 真由香は有無を言わさず次の駅でサラリーマンを引きずり下ろし、家路を急ぐ人々がちらちらと視線をよこすのを感じながら、駅員を呼んでやる、会社にも家族にも、子供がいるならその学校にも言ってやる、と脅した。
 サラリーマンは涙を流して、本当にやめてくださいと言って、震えながら財布を取り出し、いくらですか、と押し殺した声で問う。
 真由香は本当はそこまでするつもりはなかった。
 ちょっとストレス発散ができればそれでよかった。
 紙幣が押し付けられ、返す間もなく男は慌てて去っていったが、真由香は駅員を呼び、あの男の人に痴漢されましたと告げ、憐れまれ、気の毒がれた。
 胸のすく思いがする。
 
 そうやって、真由香は二度三度と同じことを繰り返し、無実の男性らを脅し、駅員を呼び……

 捕まったのは、四度目
 いつも通り、痴漢だ、とやってやろうとしたところに現れたのがいかつい中年女だった
 女は信じがたい腕力であっという間に真由香の動きを封じてしまうと、目を付けたサラリーマンとまとめて次の駅でおろし、駅員室に連行していった
 連絡先、所属を控えられ、それから2週間後、○○駅の駅員室に来るようにと指示を受け、そして……


***


ぱあん!ぱあん!ぱあん!ぱあん!
「ひゃあ、あああ、ああっ……!! いたーい!!いたいー!!」

 一切の乱れなく右、左、右、左、と等間隔で分厚い平手が真由香のお尻を叩き続けている。
 黒のレースのショーツは、ほとんどお尻を覆い隠さないタイプのデザインだった。もっとも隠すタイプであったところで橋本の前では意味をなさない。
 中年女は、こういった懲罰に関して、特に質の悪い若い女の場合はお尻を丸出しにして恥ずかしめてこそ意味があると考えているめ、結局最初の百叩きが終わった時点でショーツも没収してしまう。
 真由香は男たちの前で真っ赤に染まっていくお尻を前後左右に振り、あんあんと泣き声をあげた。
 
ぱん!ぱん!ばちいん!ばちいん!
「ああーっ……いたいーいたいー……おぉーーっ! おしりっ!おしりがああ!!」
ばちいん!ばちいん!!「きひいいいーーーー!!!」ばちいん!「いあーーーー!!!」

「そんなにうるさくしたところで、懲罰は終わりません!! まだまだ1000回もお仕置きは残っているんですよ!!」

 びゅうん!と腕を振り上げ、いままでの機械的な調子とは違い、一発一発を叩きこんでいく。
 激しい平手が真由香の震えるお尻の上で弾け、どんどん腫れあがっていった。
 見物している男たちの視線は前後に動く真由香の性器や尻に遠慮なく注ぎ込まれ、お尻の痛みに責められながらも真由香はそれをしっかり感じている。
 見下している男たちの前で、私はおばさんにおしりを厳しく打たれている。
 痛くて痛くて仕方ないのに、真由香のお尻はどんどん高く上がっていった。

「まったく、なんですか? そんなにお尻を突き出したりして。もっと厳しく反省させなくてはいけないようですね」
「ああ……、ごめ、ごめんなさぁい……、いたいっ、おしり、おしりがいたいのぉ……」
「当たり前です。これはあなたを懲らしめるための罰なのですよ!!」
ばちん!「ひい」
ばちん!「おお…」
ばちん!!!「……っつああ!!」

 橋本は一度手を止め、申し訳程度に真由香のお尻を隠しているレースのショーツをぐいっと引きずり下ろす。
 押し付けられていた性器が深呼吸するように現れ、男たちが前のめりになる気配がした。
 脱がせたショーツを丸めて、中年女は真由香の性器をごしごしと拭った。
 ねっとりした液体が糸を引いてショーツにへばりつき、大きなため息を聞かせるように吐いて、真由香のおしりをひときわ強く打つ。ひいいっ!と短い悲鳴を上げて逃げ出そうとする女を橋本は許さない。
 汚れたショーツを真由香の顔面にこすり付けて辱め、男たちに間近に来るよう指示をだした。

「い、いやっ!!こないで、みないでよぉ!!」
ばっちいん!!!!
「あ¨あ¨ーーーーーっ!!!」
「真由香さん!! あなたに発言権はありません!! しっかり反省しているなら私に逆らうんじゃありません!!」

 罰として0カウントの平手を20発おしりの下のほうに叩き込み、ぐったりと真由香がうなだれたのを確認して、橋本は太い指を真由香の性器に突っ込み、左右に押し広げた。
 明るい桃色の肉がびちょびちょに濡れてひくついており、辛酸をなめさせられた男たちが加虐的に見下す。

「いやぁ……やああ……」
「私は仕上げの準備をしに一度ここの席を外れます。真由香さんからは反省が見られないので、これから被害者の男性たちに一人200回ずつ、0カウントでお仕置きを頂きなさい」
「はあ?! そ、そんなの」
「いまの反抗的な態度は何ですかっ!!」

バッチーーーーーン!!!!
「ぎゃああーーーーーーっ!!!」

 まったく手加減なしの一打が真由香を打ち据え、ひくついていた性器がぱっくりと口を開ける。
 橋本は怒りに目を血走らせ、男たちの中でも一番力の強そうなサラリーマンに、まず真由香に懲罰を与えるように指示をだした。最初に限界まで痛めつけておけば、後半力の弱い男が打っても抜群の効果が出るからである。
 真由香はいたいいたいとまだらに赤く腫れあがってぱんぱんになっているお尻を隠すように抱えていたが、男に抱きあげられ、なすすべもなく再び懲罰を受ける姿勢になった。
 興奮状態の男は無遠慮に人差し指と中指を真由香に突っ込んで激しく出し入れし、狂気のように尻を叩きだした。
 彼は最初に被害を受け、会社や家庭から冷ややかな対応を一番長く受けていたこともあり、その怒りは半端でなかった。
 真由香は涎と涙をまき散らしながらおしりを叩かれ、許してください、ごめんなさい、もう二度としません、と繰り返しているが、男には一切響いていない様子だ。
 さらにそのあとには3人の男が拳を鳴らして順番を待っている。
 とりあえずここは任せておいていいだろう、と橋本は短くふっと鼻を鳴らして、真由香に対する仕上げの懲罰の準備をしに駅員室を出た。


***


 ちょうど帰宅ラッシュも終了して人影もまばらになった駅のホームの先頭には、強化ガラスで覆われたボックスがある。
 その中心には、高さを変えられるベルト付きの台が設置されており、ここに人間が腹ばいになると、少し頭が下がって尻が突きあがる設計になっていた。ベルトは言うまでもなく拘束具だ。
 ここで悪質な罪を犯した人間を罰するようになってからもう10年以上経つ橋本は、サラリーマン全員からおしりを叩かれ終わった真由香が連行されるのを待っている。
 ああいう、みるからにわがままで綺麗な女の尻を打って服従させることが橋本は好きだった。
 今まで何人かそういう女がいたが、須らく厳しく尻を折檻し、懲罰が終了した後も何かにつけて呼び出しては指や口で犯している。真由香のこともそうしてやろう、と暗く笑う橋本の視界の端に、息も絶え絶えといった真由香が駅員に両脇を抱えられて連行されてくるのが見え、手にした木製パドルをばちんと手のひらに打ち付けた。





「えぐっ、えっ、う……も、もぅ、もうゆるして、もうしませんから……おかねも、か、かえしますから……」

 4人の男の腕力で縦横無尽に罰を受けた真由香のお尻はすっかり形を変えて変色し、赤というよりもどす黒い青紫になっている部分もところどころあった。また、全員から指をつっこまれたのか、性器も腫れている。
 当たり前の罰だ。
 痴漢のでっち上げなど、そんな頭の悪いことをしたのだから、これでもまだ優しいほうだ。
 ベルトに腰を固定され、突き出されたお尻をパドルで容赦なく打ちのめす。

ぱあああん!!!ぱああああん!!!ぱああああん!!!ぱあああああん!!!!
「うっぎゃああああああ!!!!ぎゃああああーーーーーーっ!!!!おおおおおおーーーーーーーっ!!!
 いだいいいいいい!!いだいよ、ひいいいいああああああああ!!!!!!」
ばっちいん!!!ばしいん!ぱあん!!!!ぱあああん!!!
「あ¨ーーーーーーっ!!!おじりっ、おしりいいいいっ!!!!ひいっ!!だめーーーーーっ!!」
 
 流血はさせない。
 皮がやぶける直前までの絶妙な強さで連打していく。
 途中から真由香の悲鳴は獣じみた絶叫に代わり、男たちはやや引いているようだった。
 それではいけない、それでは愛がない。
 これはあくまで「懲罰」で、「更生」させなくてはいけないのだから。

 打たれ続けて硬くなったお尻は、限界が来て白く粉っぽくなってきた部分もある。
 そこを避け、まだまだ打って大丈夫そうなお尻の下の部分、太ももとの境目の一番痛い部分を叩く。
 規定の1200回まであと10回、といったところで、真由香の股間からちょろちょろとおしっこが漏れ出した。

「おもらし、ですか……」
「…うぁ……おお…ごめ……ごめんな、さ……ゆるして……」

 真由香がかさかさになった声で慈悲を乞い、橋本はハンカチで丁寧に股間を拭ってやる。
 つかの間の休息に女は全身で息をし、焼けるように痛むお尻をせめてもの慰みに前後にゆるく振った。

「あと10回で規定の懲罰は終了です。最後の10回は自分で数を数え、一回ごとに感謝の言葉を言いなさい」

 パドルでぱちぱちとお尻を促すと、真由香は素直に頷いた。
 しっかり懲らしめを受けた証拠だ。
 橋本は満足気な笑みを唇の端に引っ掛け、ぶんっ、と背筋の凍るような音を立ててパドルを振り上げた。



 冷たいスポーツドリンクをなんとか飲み下し、真由香はようやく整った息をひとつ吐いた。
 もう叫びすぎて声がでない。
 
 おしりに対する徹底的な懲罰を受け、性器に指を突っ込んで辱められ、仕上げの10回が終わった後の1時間のお説教と、今後の謝罪行動プランを説明され、やっと解放された。
 帰り際に渡された軟膏を腫れあがったお尻と性器に丁寧に塗り、痛みが遠のくのを待つ。

 刑事告訴は免れたが、弁済と、謝罪がある。
 勤務先にも連絡がいったようだが、減給処分で済んだ。
 しかし、きっと散々いじられ、セクハラもされ、転職せざるを得ないのではないか、と疲れた頭で考える。

 おしりが焼けるように痛い。

 シャワーに入る気力すらわかない真由香は、気絶するかのように眠った。
 
 
 解放されたと思い込んでいるようだが、このあとの謝罪巡りで、同行する橋本から、心がこもっていないなどと難癖をつけられ、再び公衆の面前でおしりを罰されることになることをまだ知らないだけである。
 痴漢でっち上げの罪はそう簡単に許されるものではない、というお説教がすっかりあたまから抜けているあたり、やはり真由香には本当の反省が足りないのかもしれない。
 これでは、本当に、橋本の恰好のおもちゃである。





私がやりました 【おしまい】








 

ついったに載せるの怖かった方


ツイッター社さんにぶん殴られそうだったからフルはこっちに…

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welcome
プロフィール

momo sayu

Author:momo sayu
※更新激遅ブログです※

→ついったやってます! @daymemoall ももさゆの○○小説FC2

スパンキー/M・♀・24歳・パートナー無し(2017)
キー歴6年です スパ+Hが好き
えっちな妄想スパ話・スパH体験談etc...
オリジナル小説・二次創作etc...

M/F,M/f,F/F,F/f

※ここのブログにある話は全て私個人の性癖によるものです
 現実世界での暴力行為、暴行、いじめは一切認めません
 また、助長するつもりも全くありません
 性癖はお互い理解あるパートナーとの合意の元
 適度に楽しみましょう♥

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